サブPCを作る4(静音化)
先日よりMini-ITXのPCを作っています。電源ファンがうるさいので、静音化を図ります。
システム構成のおさらい
マザー:DG41AN
CPU:Pentium Dual-Core E6700 (3.2GHz)
ケース:IN WIN WAVY(IW-BM651W/160)
HDD:余ってた3.5インチ160GBのもの(HGST製)
このケース(IN WIN WAVY)の電源ファン(4cm)は負荷と温度が低いときはファンが回りません。確かに、起動直後の状態ではファンは回っていません。しかし、ほどなくしてウィーンウィーンと耳障りな音をまき散らすようになります。負荷によって回転数が頻繁にかわるので、特にうるさいです。この状態で電源ユニットを触ると、確かに熱いです。かろうじて触れる温度ではありますが、冷却が必要なことは間違いなさそうです。やっぱこの手のケース&電源はTDPの低いAtomなどのプロセッサを使うのが基本なのでしょうか?
静音化のためには、ファンを取り外すか、5V駆動にすると静かになりそうです。ただし、それでは明らかに冷却性能が低下するので、よくないと思われます。そこで、でかいファンを取り付けて、システム全体を冷却し、電源ファンが動作するような高温にならないようにする作戦を立てました。
そのために、CPUのファンは取り外します。CPUクーラーはShuriken Rev. Bですが、このクーラー装着状態ではケースの5インチベイのステーがつけられません。(このケースはCPUの上に5インチベイがある構造) しかし、ファンだけ取り外すと、何とかステーが取り付けられます。そして、このステーに5インチドライブの代わりに14cmファン+ファンコントローラーを取り付けて静音化することにしました。5インチベイは幅146mmですので、6mm分の幅を埋めれば取り付け可能です。
14cmファンは、VORTEX14とかいう1000rpmのファンです。そのままでも十分静音だと思いますが、やっぱ自分で調整したいので、ファンコントローラも用意します。今回はAinexのFC-01W-BKを用意しました。
ただケースの上にファンを置くとこんな感じです。
マザーが17cm角ですので、ファンがやたらでかく見えます。これなら相当冷えそうです。
5インチベイのステーに取り付けるために、薄いベニヤ板を買ってきてDIYしました。完成したのがこれです。
ファンコントローラーのつまみは5インチベイの表側から操作できるようになっています。(普段はふたを閉めておきます。)
この状態で負荷テストを行いました。OCCTで1時間まわしても、電源ファンは回ってはいますが、全然うるさくないです。やったー!聞こえるのはHDDの音のみです。こうなったらSSD入れてみたいですね。静音のダメループに突入しそうです。えーと、30GBのSSDが約5,000円かーー。やばいやばい。
続く。