タフソーラーG-SHOCKの2次電池を1次電池に交換

10年程前に購入したタフソーター(ソーラー充電式)のG-SHOCK G-2310ですが、5年ほど正常に動作し続けましたが、その後5年ほど充電不足で表示が消えたまま放置していました。2次電池(充電池)がダメになっていると思われます。
 
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入っている電池は2次電池なので、通常のG-SHOCKのように素人が簡単に電池を入手、交換できるようなものではないことは初めからわかっていますが、とにかく中身を見てみます。
 
無事電池の取り出しに成功しました。普通の1次電池搭載型とまったく同じ構造です。入っていた電池は、「ML2016」(サンヨー製)でした。電圧は3V。一般に入手可能なリチウムコイン電池(1次電池)の「CR2016」と互換な気がします。もちろんCR2016は充電できませんが、2年くらいは動作してくれるものと期待し、これに交換することにしました。
 
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CR2016に交換するにあたっての注意点は、CR2016は2次電池ではないので、充電したらまずいということです。下の写真の赤丸のところがソーラーパネルの端子になっており、ここに電圧が発生し、充電用のエネルギーとなるようです。
 
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ためしに電圧を測ってみると下の写真のようなほとんど光がパネル表面に入ってこないような環境でも、1.2V程度の電圧が生じています。蛍光灯の直下だと、5V程度の電圧が発生していました。そこで、ソーラーパネルの端子にカプトンテープを張り付けて絶縁することにしました。
 
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さて、CR2016に交換後はバッチリ動き出しました。5年ほど使用していませんでしたが、これからバリバリ使い倒します。
 
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