Windows 7 を試す

Windows 7 のベータが一般にも公開されたので試してみました。Build 7000です。

Virtual PCにインストールするのが手軽だとは思いますが、x64版を使いたかったし、Aeroを有効にするために実マシンへインストールしてみました。普段使っているPCですが、別のHDDにインストールすれば問題ないし、消す時もフォーマットするだけで簡単です。

スペックです。
CPU:Xeon X3350 2.66GHz
RAM:8GB
GPU:GeForce 8500GT

インストールはドライブの速度による部分が大きいような気がしますが、30分以下でした。
インストール直後のアカウント作成で、パスワードを設定する際にヒントを入れることを強要されますが、そんなのイランって方はパスワードなしで進めて後で設定すると良いです。

プロダクトIDはベータ版なので入れなくていいような気もしますが、一応入れておきます。

初回起動の画面です。
イメージ 1

メモリは1GB弱使ってるようです。Vistaのときはインストール時にエクスペリエンス インデックスの測定が行われましたが、7では測定されないようです。あれって数分かかるので早くインストールしたい方にとってみれば良くなったのかな。

で、測定してみました。ビデオのドライバは初期状態のままです。
イメージ 2

値の上限が7.9に拡張されました。ちなみにVista SP1の場合のスコアは上から5.9-5.9-4.8-5.2-5.9です。

このあと早くも公開されていたパッチを適用し、サウンドカードのドライバをインストールしました。

サウンドカードはE-MU 0404ですが、ドライバやアプリケーションはVista用のもので問題なくインストールできました。しかし、どうもサンプルレートを44100Hzに設定するとエラーが発生します。この問題は
スピーカーのプロパティで正しい値を選択することで解決できるようです。せっかくなので24ビットにしておきました。Vistaではここが自動的に変更されるようになってたみたいです。

OS付属のアプリも大きく変更されました。まず、びっくりしたのがペイントです。Office 2007風のリボンインターフェイスになりました。電卓も大きく変更されて垢ぬけた感じになっています。

また、Windows Media Player (Version 12にアップしてます)でH.264DivXが再生できるようになってます。GraphEditで見てみました。
イメージ 3

GraphEditは昔はDirectX SDKに含まれていたんですが、今はWindoes SDKのほうに移動したようです。
Microsoft DTV-DVD Video Decoderってのは去年リリースされたMedia Center TV Packにもあるようです。つまり、TV Packの地デジやBlu-Rayの視聴機能がWindows 7でOSに統合されたってことでしょうか。

Windows 7で大きく変化したのはタスクバーの見た目でしょう。機能も大きくアップしています。この辺はVista風に戻すこともできますが、それでは試している意味がないのでしばらく使ってましたが、なれると使いやすいですね。タスクバーのアイコンを右クリックしたときのメニューに最近開いたファイルの一覧が出たりしてかなり変化してます。

アプリケーションの互換性はほとんど問題がないと思います。ゲームとかは少し問題があるかもしれません。あと困ったのは、仮想CDソフトです。DaemonとAlcoholはインストールできませんでした。(x64だからかもしれませんが・・・)

で次に試したのがMagicDisc。インストールはうまくいきました。しかしマウントに問題があるようで中身が読み出せません。

で、次に試したのはVirtual CloneDrive。インストール後の再起動でシャットダウンがうまくいかず、リセットボタンを押しましたが、問題なくインストールできたようです。マウントもOKです。

しばらく使ってると突然画面が真っ暗に・・すぐに回復、で、こんなメッセージが
イメージ 4

ディスプレイドライバが落ちたようです。この辺はベータ版だから致し方のないところでしょう。(ちゃんと回復するところあたりはしっかりしてると思う。)

なかなかよさそうなのでしばらくテストしてみます。