SSCPのDSEEの効果はあるか。

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先日SonyWalkman NW-S706Fを購入してしまい、SSCP(Sonic Stage CP)をインストールしていたのですが、最近になって新しいバージョン(4.2)が出ていることに気づきました。なんでも、圧縮音源の高域を補完する機能が搭載されているとの事です。この機能の名称はDSEE(Digital Sound Enhancement Engine)と言うそうです。最近この手の機能はいくつかのメーカーから製品化されていて、はじめはPC上で動くソフトでのみの話だったのが、PanasonicやVictorはポータブルプレーヤーにこの機能を搭載しています。SSCPにこの手の機能が搭載されたということは、Walkmanの次の型にもハードウェア化されて搭載されることが見込まれます。

で、何曲か試してみたんですが、あまり変化無いですね。。。感じとしては、オリジナルと圧縮後には大きな違い(といっても気にするほどの違いではないという事実は当然として、)があるが、DSEEのON,OFFではそれほど変化がないといったところです。そこで、波形やスペクトラムを見てみることにしました。1kHzの矩形波とホワイトノイズをAtrac 48kbpsで圧縮してみましたが、確かにDSEEで高域が補完されています。しかし、聴感はあまりかわりません。無いものを作り出すのはとても難しいこととは思いますが、もう少し改善の余地があるようにも感じます。